■OIL・ガソリン関係

Q:輸出用の1100sに国内用の純正オイルクーラーを取り付けるには 細工が必要だと聞きました。どこをどう細工すれば取り付けが可能なのでしょうか?

A: 特別な細工と言うわけではありませんがオイルクーラーやホース、ステー以外に次の部品を購入します。
09360-14012 ボルト    2本
09168-14011 ガスケット  4枚
16518-49200 Oリング   1枚

銀エンジンの場合
16531-08C00  オイルフィルタキャップ  1枚

黒エンジンの場合
16531-00A00  オイルフィルタキャップ  1枚

交換自体は簡単ですよ。



Q:オイル添加剤マイクロロンはバイクには良くないといううわさを聞きましたが本当? ZOILはどうでしょう?

A:マイクロロンの製品としての売りはテフロン樹脂、いわゆるPTFE、PTEと呼ばれる物で、
  これが極微量混ぜてあります。
  まず、このテフロンから理解してください。テフロンというのは、本来デュポン社の登録商標であり、
  大気中で0.04〜0.2と、もっとも摩擦係数の低い潤滑剤ではあるがその反面、エンジンに使用するには
  最大のデメリットも持っています。

  まず、高加重に弱い、260度で完全凝固する、つまり耐熱性に劣る、簡単に言うと高加重や、
  高熱がかかることによりテフロン同士が分子結合を開始して粒子自体が巨大化し、熱によって炭化してしまう。
  しかも、その分子は、エンジン内のスラッジなどを吸収する洗浄効果もありさらに分子は巨大化する。
  (よく、テフロン混入添加剤でエンジン内がきれいになりましたというのは前記の分子吸収で起きている物である。)
  クランクなどの高加重、ヘッドなどの高温には適さないと言われるのはこのためである。
  これにより分子が大きくなりオイルラインに詰まる、フィルターを通過できない、ポリッシングを起こすという
  事態は説明が付きます。

  次に、オイル密度ですが、通常のエンジンオイル密度は0.85〜0.98でテフロンは2.2、つまり、
  通常のオイルより重たいわけで沈殿もさけられない物質である。
  その昔、商標を持っているデュポン社がモーターオイル配合には適していないとして、1980年に
  今後添加剤メーカーには供給しないとの発表までしている、79年まで争われたフォード、デュポン裁判で
  完敗をしたデュポン社は自らの非を科学的に実証され、それを認めたのである。
  この裁判では、当時、陸軍、空軍、フォード社の指定オイル制作メーカーだったデュポン社が
  あまりにもトラブル及び被害が大きいとして巨大な損害賠償を請求された事件である。

  しかし、いまでは、フッ素、PTFE、PTEなどと、若干の改良を加え
  各潤滑剤メーカーがオリジナル商品として世に送り出しているわけです。

  なぜ売られているのか、それは、今の日本のメカニック達の勉強不足そのものを象徴しています。
  なにせ、雑誌で超一流と言われているショップでも堂々と販売しているくらいですからね。
  刀のエンジンは言うまでもなく高温高加重を余儀なくされるエンジンです。
  悪状況になるまでは、異音も取れスラッジも取れスムーズなエンジンになるでしょう。

  しかし、テフロンの性能限界を越えた時点でエンジンは滞り無く全ておしまいです。
  使用の際は覚悟しましょう。
  湿式クラッチも、テフロン混合率が高ければ間違いなく滑ります。
  もし滑らなければ、テフロン混合率が非常に低い100/1とかの混合比で、ほぼ高性能のエンジンオイルと
  同じと考えて間違いありません。

  上記の根拠から私は一切のテフロン系添加剤を使用しておりません、

  さて、ZOILですが、これは非常にエンジンに適した素材で、添加剤という呼び名ではありません。
  ゾイル粒子自体が、金属表面に化学反応を起こし、品質改善をおこし、新車の状態に近づけるとともに、
  被膜を形成、圧縮を高めフリクションを減少させる物質です。
  これには今現在ネガティブな面はありませんので私は使用しています。
                                  (回答:かばさん)
 

A:ZOILについて
 ZOILの営業に目の前でまる一本(450ml/\9800)スパーダに入れて実装CHECKを行った。
 府中から箱根往復+箱根走行を実験し、OILの変化を確認
 結果:効果あり
    ありとあらゆる(実際何処までやったのかは不明)金属稼働部に添付、スラッジ等を観察
 結論:効果あり
 結果、取扱品目にしたそうな
                  (ソース元:先日行ったMC_CAFE))(回答:SAKIさん)
 



カタナにお勧めオイルは何?オイル粘度は?

A:あっしのお薦めはやっぱり『MOTUL 300Vコンペ』(正規物)です。
       色んなオイルを試しましたが、今はこれがイチオシ!です。
       これはエステル系ベースなので、長時間乗らなくても油が落ちにくいというメリットもあります。
       詳しくは→http://www.technoil.co.jp/motul/technica/index.html

       あっしは年間通してこれ(15W-50)ですが、
       さすがに冬場は暖まるまではチト硬い感じはしますね。
       でも、サスやタイヤも暖めながら、ゆっくりと走りながら暖気してます。
       ネックは『値段が高い!』という事だけでしょうか。
       正規物だと2リッターで6200円ですからね〜。1台で約13000円、
       3台分だと・・・。((((((((^_^;)
       平行輸入物だと、2リッターで2980円とかで売ってるんですけど、
       MOTUL独特の『匂い』が違うんですよね・・・。なんでだろ?
       また、エステルベースではありませんが、同じMOTULの3100もお薦めです。
       こっちは高くはないですよん。(^o^)

  余談ですが
       柔らかいオイルのほうが抵抗が少なく、パワーが出る!なんて考えるあまり、
       750/1100カタナに5Wなんてオイルは使わないほうが良いですよ。
       カタナも含めて、クリアランスが大きめの空冷には柔らかすぎです。

                              (回答:ばるたんさん)


Q:安売りオイルは安全か?

A:安売り物や特別価格の物はあまりお勧め出来ません。
       それは、安売りオイル等は、そのオイルの規格ギリギリの物が出回っている事があるからです。
       エンジンオイルは何ロットも生産しますので、当然その中には規格外れでは無いまでも、粘度や性能が
  規格ギリギリのものも出来てしまいます。
        そのような、オイルを安く出荷している場合もあるのです。
       当然、規格外れのオイルを出荷しているわけではありませんので、普通に使用しても支障はありませんが、
  サーキット等の特殊な場所での使用等厳しい環境での使用は避けた方が良いです。
        まーこの話は私が10年以上前に知り合いのオイル会社サービスから聞いた話しなので、
  現在もそうなのかは判りませんが、安い物にはそれなりの理由があるからでは無いのでしょうか?
   
                             (回答:サロさん)



Q:オイル交換のサイクルはどのくらいがいいの?

A:乗らなくても半年で交換が理想的ですね。(あくまでも理想ですが。)
       半年もしくは3000kmの、どちらか早い時期で交換、で十分ではないかな?
       真夏の渋滞路を頻繁に走って、いつも油温が上がり気味だったりする場合は、
       早めの交換が良いでしょうけど。(ちなみに、適正油温は90℃〜120℃位です。)
       でも、だからと言って「安いオイルをこまめに交換」は絶対にダメです。
       安いオイルは、やはりそれなりの性能である。と思って間違いないです。

       いずれにせよ、テキトーなオイルを10000kmくらい無交換で使っていても、
       すぐにエンジンが壊れる事は少ないと思いますが、
       長い目で見れば、決定的な差が出ますよん。
                             (回答:ばるたんさん)



Q:社外オイルクーラーは13段では冷えすぎと聞きますが本当?

  A:13段はチューニングエンジン用だと思って良いんじゃないかな〜?(’’)?
   あっしのはノーマルエンジン+MOTUL300V+10段+サーモだけど、
   真夏でも走ってりゃ油温120℃は超えないですよ。(適正油温は90℃〜120℃位。)
   渋滞にハマって風が当たらなきゃ、10段でも13段でも変わらないし。
   ノーマルエンジンなら10段のほうが良いのでわ?
                          (回答:ばるたんさん(ずいちのBBSより転載))



Q:オイルクーラーのラインの取り回しについて。
(750と1100では違いますが、1100がサイドに振る訳は?)

A:旧型車の刀にはオイル取り出し口が無かったので、止むを得ず、
プレッシャーの所から取ります。刀に限らず旧年式のバイクは皆そうです。
サイドに振らず、上回しする場合が有ります。
アニバーサリータイプ以降はオイル取り出し口が有りますから
それを使用している為、オイルラインは短くてすみます。
                                (回答:零さん)



Q:ガソリンはハイオクがいいの?それともレギュラーでいい?

A:現在一般市販されているガソリンには“レギュラー”と“ハイオク”の2種類があります。

“ハイオク”はご存知のようにハイオクタンの略称なのはご存知だと思いまが
 この“オクタン(オクタン価)”とはアンチノック性の性能基準を示します。
 つまりこの値が高いほどノッキングしにくいガソリンということになりますね。

 ノッキングというのは混合気がある条件を満たすと一部が自己発火し、その衝撃
 波が燃焼室内を跳ね回る現象を言います。最近はあまり見ませんが“カリカリカリ”と
 エンジンから音が出て車が加速していきますね。 あれです。
 現在のハイオクが登場した当時、入れれば性能が上がるなどと勘違いされましたが
 (エンジンの状態によりあながち間違いではないですが)このオクタン価が
 高いだけでは目に見えて馬力が上がるわけではないということです。
 つまり、カスタムなどで高回転、高圧縮になったエンジンにこそ必要というわけです。

 ですからノーマルなエンジンで、フツーに走りフツーに整備する人には必ずしも
 ハイオクを奮発する必要はないわけです。(基準を聞かれると困ります。やめてー)
 よって、この質問の答えはいいかげんですが、持ち主の気持としか言えません。
 ただし、原油から精製されたガソリンをさらに精製しているわけですから
 不純物が少なくカーボンスラッジ等が発生しにくく多少燃焼効率もいいじゃないかと思われます。
 さらに最近は、添加剤を加えて洗浄効果や燃費向上を訴えていますよね。
 ですからまったくの無駄ではないと思います。
 ちなみに私は飯抜いてでもハイオク派です。
                            (回答 tanta4さん)
 

A:メーカ指定は「レギュラー」です。
  サーキットユースだったり、キャブ交換、点火系交換などのカスタムを
 行っている場合、その社外メーカに問い合わせる必要が有ります。
 「ハイオクを通常使用」して問題が発生した場合、最悪、メーカの保証
 対象外となってしまう場合が有りますので、自己責任で行わざるを得ません。

                             (回答:零さん)



Q:アイドリング時のオイルランプがちかちかするので、オイルポンプギアを大径のものに
  交換(神戸ユニコーン>製)しました。でも直りません。なにが原因でしょう?

A:プレッシャー警告灯のことですか?
       まず、ハウジング裏のギヤとのはめあわせ、クッションラバーの性能低下による当たり面不足、ポンプ自体の不良
       (このトラブルが一番多いです)、 プレッシャースイッチの不良及びハーネス劣化によるトラブル、
       クーラーを後付でつけているのであればその分オイル量も 増やさなければいけませんがそれをしていない、
       そして意外と多いのがオイルによるトラブルです。
       柔らかいオイルでオイル上がりが起きる症状があります。対策としては、50番以上のオイルに交換して様子を見てみる
       ということしかありません。もちろん、コンプレッションゲージをお持ちであればコンプレッションを見るのが一番ですが。
       実物を見ていないので何ともいえませんがプレッシャー警告灯でのトラブルでいえば
       最低このようなことがかんがえられるとおもいます。

                                    (回答:かばさん)