第二回コックさん走行会@那須モータースポーツランド



〜 2001年09月22日 〜
by すみおt

★ プロローグ ★

とにかく、 那須モータースポーツランド は遠い。 と、自分では思っている。 サーキットとしては首都圏からは近い部類に入るらしいが、 仕事を終えてから夜中に自走で行くにはやはりちょっとツライ。 しかも、前回 (3月31日) は吹雪だったので余計にツライ思い出しかない。 疲れきった体でのサーキット走行も危険だし、 誘った会社の同僚と一緒の行動なので前泊することにした。 前の日に早めに出発して、 宿についてからビールなんか飲んだりしてノンビリしよう、 という計画だ。

でも、どうして、どうして、出発の日は。 何でこうなるかなぁ...

同行する会社の同僚、かみやんも前日の仕事がなかなか片付かず、 休暇をとったにもかかわらず出発は夕方になってしまった。 17:00 に東北道の蓮田SAで落ち合う約束をし、 ギリギリに(笑)出発。 首都高に乗った段階で既に夕方の渋滞は始まっている。 雨だし、すり抜けなどはせずにおとなしく渋滞にハマる。 雨はしとしとと降っている。 気のせいか、風も出てきたような... さらに、天気予報ではこの雨は土曜日にはカラッと晴れるそうで。 楽しようと思って休暇までとって前泊にしたのに... これじゃぁ、わざわざ雨の日にバイクに乗ってるようなもんだな。

横を走っているパジェロのカップルは楽しそうにおしゃべりしてる。 二人でジュースなんか一緒に飲んじゃったりしてさ。 ちぇっ。

首都高の渋滞を抜け、東北道に入る。 さすがにここは流れている。 さらに激しくなる雨の中を蓮田SAを目指してひたすら我慢の走行。 ついた! でも、駐輪スペースがない! どうやら至るところが工事中で、 二輪の駐車スペースがなくなっている... 邪魔にならないところにカタナを停めてヘルメットを脱ごうかどうしようか悩んでいるところに CBR250R のかみやん登場。 炭酸カルシウム入りの指定ゴミ袋が普及する前の黒ビニール袋を使って 荷物を雨から守っている。 ちょっとした「走るゴミ」バイクだ。 とりあえず、ゴミ袋マンと一緒に建物の中に入る。

熱いお茶を飲んで体を温め、出発。 雨風はさらに強くなっている。 とりつけたばかりの H.I.D. ランプの耐水テストに最適の天気だ。 青白い強烈な光を発する美しいカタナと「走るゴミ」バイクが東北道を走り出す。 途中の詳細は書くのが面倒なので省略。 寒かった。 濡れた。 それだけ。 あ、ちなみに H.I.D. の防水はカンペキだった。

さてさて、黒磯駅前のチサンホテルに到着。 先にチェックインし、 夕食をコンビニで調達し、 部屋で四輪組を待つ。 そのうちおぐりんの車に乗ってまこりんあけみんが来た。 あとは面倒なので省略。

★ 朝だ! ★

朝になった。 途中、曲がり角を間違えたが、難なくリカバリーできた。 目の前には見覚えのある地下道の入り口。 既に並んでいたトランポたちの列に入れてもらい、 とっとと入場。 自走組では一番乗りだったのかな、 一番手前の自走組用パドックを確保。 主催者と事務局と挨拶を交わし、 四輪組 (今回はオフィシャルとして参加) を待ってる間に 保安部品の取り外しやテーピングを済ませる。

トイレに向かうと、 トランポ軍団の中にMr. Go! さんの車とカタナが。 きのとさんの名前をちゃんと覚えていたので難なくポイント・ゲット。 そうこうしてる間にtosiboさんヒデさんが登場。 あれれ? tosiboさんは GPz900R ニンジャ、 ヒデさんは VTR1000。 二人とも、カタナはどうしちゃったのぉ? しかも、 白いカタナ乗りさんずいちさんは途中で故障したようで、 置いてきたとのこと。 どうなっちゃうんだろうか。 受付と車検を済ませるとライダーズ・ミーティング。 コースや旗の説明、注意事項を聞き、パドックに戻る。

時間 走行クラス 備考
07:00-08:30 受付・車検開始 全クラス対象
08:30-09:00 ライダーズ・ミーティング 全クラス対象
09:00-09:30 上級者クラス
09:30-10:00 中級者クラス
10:00-10:30 初級者クラス マーシャルつき
10:30-11:00 上級者クラス
11:00-11:30 中級者クラス
11:30-12:00 初級者クラス ここから初級クラスは全てフリー走行
12:00-13:00 昼休み
13:00-13:30 中級者クラス
13:30-14:00 上級者クラス
14:00-14:30 初級者クラス
14:30-15:00 中級者クラス
15:00-15:30 上級者クラス
15:30-15:45 模擬レース 中級者クラスの希望者のみ
15:45-16:00 模擬レース 上級者クラスの希望者のみ
16:00- 表彰式・閉会式 ジャンケン大会


★ いよいよ走行! ★

上級クラスの一本目が走り出す。 スゲー。 カッチョイイー。 Mr. Go! さんのIII型カタナが目立つ。 ん? 実はMr. Go! さん、けっこう速いのね。 (失礼!)

いつの間に、 荷台に RS250 と見慣れた白いカタナを積んだトラックが入ってきている。 ずいちさんの RS250 は片肺になってしまい、 白いカタナ乗りさんの白カタナは電気系トラブルらしい。 パドックの中で工具を広げ、 問題解決に取り掛かる。 気にはなるが、サーキットの方も気になる。 どうせ私なんかが見たって分からないだろうし、 役に立たないだろうから、 と言い訳を考え、サーキットの方に視線を向ける。 ごめんね。

次は中級クラス。 ヒデさんが黄色い VTR で疾走。 カタナでは決して聞くことのできない独特の排気音が響き渡る。 ええのぅ。 あんなバイク、欲しいのぅ。

さて、いよいよ初級者クラス。 スタート前の緊張感(?)が右の写真から伝わってくるでしょ? でも不思議と走り出してしまうとどうにかなってしまう。
tosibo さんニンジャの Baby Face マフラーの爆音は コントロールタワーからも聞こえていたそうだ。 さすがにコース内で迷子になる心配はないようで、 安心しきって走っているのが分かる。

ん? 左の写真の後方に写っているのは? 何か、一台だけ違う方向に向かってるぞ? 拡大してみると... あら。 真新しいツナギを来たすみおtのカタナじゃないか。 んもぉ、グラベル大好き♪ 右の写真では大丈夫だ...
エンジンガードを装着しているカタナ乗りに告ぐ: 左のエンジンガードはすぐに擦れる。 ただでさえ出っ張っている左のクランクケース、 エンジンガードを装着することによってさらにバンク角が少なくなる。 だからといってエンジンガードを外すわけにもいかないしねぇ。 ただ、転倒したときに地面と接触する部分と、 バンクするときに接触する部分が違うので、 バンク用に予め削っておいて、 アルミの板などで仕上げておくことは可能かも。

お。 白いカタナ乗りさんの電気系トラブルは直ったようだ。 久々に聞く「メンテナンス・フリー号」の排気音。 暖機中にしょっちゅう止まってしまうところなんか、 懐かしぃ〜!

でも、なんで初級クラスを走ってるんだ? 遅刻したから? しかも、主催者の YZF-R6 を借りて走っているのはずいちさんじゃないか。 R6 はとても楽しかったようです。 いいな。 乗ってみたい。

さて、なんとか上級クラスに返り咲いた白いカタナ乗りさんの雄姿を... え、写真が小さくて見ずらい? だってー、加工するの面倒なんだもん。 そのうち直すかもしれないけど、期待しないで下さいな。
しかし、 タイムは伸びず、午後のクラス分けでは中級落ち。 残念。

で、中級の「模擬レース」のスタート風景。 白いカタナ乗りさん、意地の爆走だった。 かなりマジになってるのが伝わってきた。 ちょっと怖かった。


休憩中のずいちさん。 意味はないけど、写真を載せてみた(笑)。


ってなわけで予定されていた全ての走行枠は無事に終了。 天候も路面もよかったためか、 大きな事故もなく全員が楽しめたようだ。 次回は4月頃とのこと。 またカタナバカ団のメンバーで参加できるといいね!

★ ベスト・ラップ ★

name bike time
Mr. Go! さん GSX-750S3 0'49.537
白いカタナ乗りさん GSX-1100S 0'51.226
ヒデさん VTR-1000 0'51.448
ずいちさん YZF-R6 0'55.557
tosiboさん GPz-900R 0'58.047
かみやんさん CBR-250R 0'59.572
すみおt GSX-1100S 0'59.728



Special thanks to R6 のコックさん & 走行会事務局、 写真を提供してくださった皆様。 Thanks!