いつかはカタナでレースに出るぞ!!!

〜 2001年09月01日 〜
by 零 & tosibo

前夜は日頃の行いが災いして、突然の仕事が舞い込み、ドタキャンとなったカタナおやじさんの恨みの雨。
こりゃー中止かなあという心配はどこへやら、当日は他の参加者の行いの良さと気合でｐ−カンの晴れとなりました！！
各自気持ち良くサーキットに向かう。
本日の参加者は発起人の零さん、さぶれさん、かどたさん、スレッガーさん、ばるたんさん、ばるたん姉さん、グースさん、ずいちさん、ｔｏｓｉｂｏ（順不同）の９名。サーキット初体験の人も居れば、百戦錬磨の経験者もいる、しかも９名中４名が４０歳というという異色のメンバー。
ミニバイク用サーキット...、サーキットとはどんな物なのか、ドキドキです。
車に乗っているバイクを見ると、何かわくわくする物を感じて、楽しくなりますねえ。全員早くもハイテンション。
途中のコンビニで全員集合し、お昼と飲み物などを調達。いよいよ岩井サーキットへ。
本当にこの先にサーキットなんてあるの？てな感じの農家の庭先をかすめ、急なダートの坂道を降りるとありましたよ、岩井サーキット。

到着後、まずはバイクを下ろし、腹ごしらえ。
走行時間は午後１時からなので各自マシンの整備。
零さんの２台はもともとサーキット用に保安部品等ははずされているが、ｔｏｓｉｂｏのマシンはナンバーもついてる公道仕様。
零さん、バルタンさんの手際の良い作業で、あっという間にサーキット仕様に変身しました。さすがこのお二人、手馴れてます。
 

岩井サーキットに全員集合 ３台のＮチビを整備して準備完了

岩井サーキットの全景 なんだか教習所みたい

さて、本日用意されたＮチビは全部で３台。

まずはメンテナンスはバッチリ！と豪語する零君のマシン、が、マシンは臍を曲げているらしい。なぜ？
キャブはオーバーホールをバッチリしてきたんだがなぁと零君。
ばるたんさんも電装系が原因みたいですねぇ...サーキットで通りすがりの人も「原因はCDIでしょう！」と。
むぅ、悪い悪い言われてもなぁ...零君、しょんぼり。

２台目は同じく零さんの１３号車。
ツギハギマシンでブラックジャック状態。いやお恥ずかしい...（零君、談）
でも、３台の中じゃ最も走ります。

そして３号車はロスマンズカラーのｔｏｓｉｂｏ号。
走行距離も微々たるもので、ほとんど新車のような感じのマシン！
虎視眈々と我が物にしようとたくらんでいる輩が数名。この人たち、目つき悪い（ｔｏｓｉｂｏ談・・・笑）。

レーシングスタンドに乗せられ並べられた３台。見ているだけでもかっこいい！
それにしてもNSRって、サーキットに似合うマシンなんだなぁ〜と変な感心をする(笑)。
サーキット走行でエキサイトしてくれば転倒も充分ありえる。誰が一番最初に「サーキットの勲章」をつけるんだろうか？(笑)
 

零さんのＮチビ エンジン不調なんだけど、バルタンさんが乗ると・・・

零さんの１３号車

ｔｏｓｉｂｏのロスマンズＮチビ

腹もいっぱいになったし、いよいよ、走行会開始。
ツナギを着こんでコースへ。興奮の一瞬デス。
 

かどたさん このサーキットの経験者なんだから皆を引っ張って！と頼んだのにい。 ソロで走る事に専念したみたいですね(笑) とにかく負けん気が強く、周りの事は我関せずで走りまくる！ いや〜、集中力のなせるワザでしょう

さぶれさん さぶれさんの走りは全てがスムーズで見ていて安心できる走りでしたね。 後で聞くと、「レッドゾーンまで回すとエンジンが壊れるんでしょ？」だって。 あはっ、マシンを大事にする走りが、あのスムーズな走りになるんですねぇ。 今日一番上達したのは間違いなく、彼女です。

スレッガーさん 最初、なんとなくギクシャクしていたのにコツを掴んだら走り方が一変しました。 終了の頃ではスムーズな走りでみんなを魅了。 皮ツナギにも慣れ初めて、昔の勘を取り戻しつつ有るみたいですね。

さてさて全員でバイクを換えながらひとしきり練習後、零さんの提案で本日のメインイベント「３０分耐久レース」の始まり。

チーム分けは公平にジャンケンで決める事にしましょう。
調子の悪いマシンに当たった人は頑張ってね！(笑)

てなわけで、即席３チームはそれぞれのマシンを選んでスタートグリッドへ。

ちょっと小休止。 これからいよいよ３０分耐久のはじまり、はじまり〜。

３０分耐久スタート、緊張の瞬間。 左からバルタンさん、かどたさん、零さん。

レース開始の頃には、サーキットは貸し切り状態。こんな経験、なかなかできないよ。
体が硬くなっているのがわかりますか？チビ耐久レースですが、皆それなりに緊張しています。
ずいちさんの合図でスタートが切られてスタート！
さぁ、レースの勝者はどのチームに？
 

ばるたんさんと零さんのバトル

ばるたんさんの走行ラインと安定した走りは正にお手本！
真似をしてみるものの、零さん、徐々に離されてしまう。
調子の悪いマシンのハズなのに、乗り方によってこうも違うのか！を目の当たりにする零君でした
 

零さん

いつしか、ソロで走らざるを得ない状態の零君、孤独感が滲み出てくる。
「いや〜、焦りでブレーキのタイミングとかラインがめちゃくちゃになりました」とは零君の話。
その後も「新車だしバンク角が浅くて怖いッス」としきりに言い訳。。。(笑)
 

黒猫登場

スレッガーさんの出番まじかを悟ったのか、目の前を横切ろうとする黒猫君(笑)
おぉ！応援に来てくれたか！とポジティブに考えてるスレッガーさん(笑)
 

ばるたんさん、さぶれさんチームライダーチェンジ

ばるたんさん、とうとう２週のアドバンテージをキープしてさぶれさんにチェンジ！
不調マシンとは言え、レッドゾーンまで回す事を覚えたさぶれ！さぁ、守りきれるか「トップの座」
 

スレッガーさんを追う、ずいちさん。 重そう・・・。

「女、子供はトップレーサー」といわれているミニバイク界。
似たようなマシンでは有るが、スレッガーさんとずいちさんのバトルは２０ｋｇ以上の体重差が明暗を分ける。
皆さん、ダイエットしましょうね（笑）。
これで、tosibo号は３週のアドバンテージを貰ってしまう。
 

ずいちさん

コナーリング気分はランサーエボリューション！(笑)
しかし、ミニバイクの場合、早く走らせるにはライダーの操作が重要な事を認識。
密かにトレーニングする事を決めた瞬間です(笑)。
 

さぶれさん

後ろに迫ってくる追走集団の視線を背中に頑張りを見せるさぶれ！
が、しかし、そのマシンはトップ回転で頭打ち(失火)する状態。
気合とマシンのバランスが少しずつ悪くなる...さぁ、どうなる？
 

スレッガーさん 乗れてるね。

スレッガーさんは懸命にさぶれさんを追走し、１度追い抜き気持ちはトップ独走！
が、ばるたんさんは２周のアドバンテージを得ていた為に、まだ１周分有った！
その１周分まであと半分。この勢いなら後３周も有ればさぶれを抜いてしまうだろう。
耐久レースの残り時間は後わずか１分弱！
勝利の行方はいずこに？
 

そして、ばるたんねえさんのチェッカーでゴール。 優勝、ばるたんさん、さぶれさんチーム。 ２着、かどたさん、ｔｏｓｉｂｏ、スレッガーさんチーム ３着、零さん、グースさん、ずいちさんチーム。

そして、30分後、耐久レースのチェッカーは、ばるたんねえさんによって振られた。
トップでチェッカーを受けたのはさぶれさん！
チビ耐久では有ったが、レースの楽しさは皆が経験できた。
何より、転倒した人がいなかったのが良かったですね。

ばるたんねえさん、次回はライダーとしての参加してね！あるいはレースクイーンとして傘を持ってもらわねばね！(笑)
 

優勝チーム、感動の握手！

ウィニングランを行ってピットに帰ってきたさぶれさん。
チームメイトのばるたんさんと感動の握手を行う。
見ている皆も嬉しさが漂いはじめ、納得の笑みを浮かべる。
ばるたんさんの走りが、不調マシンであるにも関わらず、結果が優勝と言う事で
皆もライダーテクニックの重要さを思い知る事が出来ました。
ありがとう！ばるたんさん
 

９名＋３台全員集合

レース終了後、全員集合しての記念撮影。いやー楽しかったね！！
 

編集後記
さて、カタナバカ団はこれで耐久レースに出場する予定(?)です。

耐久レースの本番は11月の後半、でも、６時間もの長丁場を走るには、それなりに「慣れ」も必要だし、
何よりもっともっと練習が必要です。
多分、このままでも楽しく出場できるでしょうが、どうせ走るなら、ばるたんさんのように上手くなりたい！

今度のミニバイク練習日はいつだ？いや、誰とでもいい、走りたい！
今日の楽しさを噛み締め、思い出しながらも、次回に向けて密かに燃えている皆でした(笑)

でも、何よりも転倒や怪我人も無く、無事に走らせることが出来たのが本日の一番の成果でしたね。

各種データ
・水分補強(一人１〜２リットル)
　（午後からの練習走行とは言え、開始直後は炎天下だった為）
・走行料金はマシン３台、ライダー８人でワリカン：一人２２００円(ガソリン込み)
　（次回からはマシンレンタル代も必要か？(笑)）
・皮ツナギのインナーは必要！(必須？)
　（暑い時は、一度脱いだら着るのが面倒になる。インナーを着ている人は何度も脱いでいた）
・ガソリンは満タンで２時間走行可能！
　（６時間耐久なら２回は給油が必要だね）
・ミニバイクの場合、バンク角でエンジン回転が変わる？！
　（ばるたんさん講釈を次回は体感出来るように頑張ろうと決意(笑)）
・NSR50はステップ切断は必須
　（練習、レース用にステップを準備するか！(すれっがーさん談)）
・フロント/リアのスプロケが各種必要？
　（走るサーキットによっては、より楽しく走る為に交換した方が良いとか！）
　（１枚７００円〜、さすがミニバイク！）
 

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