「車体測定」オフ会
〜 2001年08月12日 〜
by カタナおやじ
★ プロローグ ★
とある雑誌をパラパラとめくっていると、
「無料」
の文字が目に止まりました。
中古車購入者や転倒経験者にとっては、自分のカタナの骨格がどうなっているかを知るうえで とても興味のあることです。ましてや
「無料」
! そう これがこの後に参加者を悩ます原因となったキーワードでした。
(タダほど高くつく事は無い。タダマンしかり....................................by ●●●)
そうとは誰も知らず、カタナバカ団のオフ会として企画されてしまいました。
当日は低気圧の影響で関東地区の降雨確立は20%〜50%と高いなか、 館山では青空が広がり、 予定のフェリーに乗るべく6時半にはカタナに火を入れました。 途中、三浦半島を望むと真っ黒!誰が見ても雨が降ってる状態。 幹事じゃなければこのままUターンして、もう一寝入りするところを前進。 フェリーから降りてくる車は一様に全身ずぶ濡れだし、1台のバイクも降りてこない。 これは神奈川は大雨に違いないと確信しつつも乗船。 途中海上は大雨に!久里浜が雨なら降車せずに戻ろうと決めるも
悪魔の悪戯
か、 着いた時には雨が上がってる。(雨が降っていてくれたら................................)
「おやじは晴れ男」を確信し横横に乗るもすぐに雨が襲って、半袖の腕をおもいっきり雨粒が叩き はじめた為 ファンネル仕様もあり横須賀PAに逃げ込みました。 ここの2輪置場は屋根付きの為、一通りカタナを拭いてから この後どうするか決める為に
スレッガーさん
に電話。 なんとドライブモード!(走ってるよこの人.........................)
しばらくPAに捨てられていた子猫ちゃんと遊んでいると、
スレッガーさん
よりTEL。 すでに第一待ち合わせの日野のデニーズとの事。雨も上がっていたのですぐに出発するも 5分後は土砂降り! トンネルに避難するが
スレッガーさん
が待っているのでやけくその雨中走行。 日野のデニーズは雨も無く無事スレッガーさんと合体!(笑) 今回は2人だけかと思ったら疾風丸さんより電話が有。 駐車場で待っていると疾風の様にやってきてクールに決める
疾風丸
さん。 「今月のカタナ」のバイブ管が目を引き、やっぱカッコ良い! この天候じゃ後は来ないだろうと思ってると、
白いカタナ乗りさん
と
すみおt
さんが合流。 この人達は天気予報を見ないのだろうか?雨の中走るのが好きなのだろうか。 とにかく
「変」
。
★ 第二章 ★
予定時刻を過ぎ目的の
GMDコンピュートラック横浜
に移動。 店では従業員と思われる方が店舗からバイクを出している最中で、 定時でなくて良かったみたい。 なかなかごっついバイクを引きずり出している時に、忍者を引き取りにお客が来店。 なんだかんだで測定開始の準備が整ったのが11時半で、予定の1時間半遅れでスタート。 お客をこんなに待たすなんて非常識と思いつつも
「無料」
の客は、 果たして客なのだろうか? 一番バッターは
疾風丸さん
。 測定方法は車体の何箇所かに印を付け、それを2地点から測定する方法。 想像していたより意外と原始的でこんなんでちゃんと判るのかと心の中で思ってしまいました。 1台の測定になんだかんだで小一時間掛かり、2番手は
おやじ
の1号機。
なんとハンドルが左右にちゃんと切れない事が判明しカウルを外す羽目に.............。 この頃に、店にゼファーで来襲する者が。
グースさん
とお友達の
ノギさん
。
ノギさん
はお台場オフ会の時に
グースさん
と一緒に来た99のSR乗り。 これで物好きが7名も集まりました。
おやじ
の1号機の測定が終わった後、
疾風丸さん
が帰る為、途中で測定結果を教えてもらう事に。 ここでは測定データは口頭もしくはメモ程度でプリントアウトされたものは渡してくれません。 無用のトラブルを避ける為だそうです。
そこで公表された事実は過去測定した400台強の中で5本の指が入る数値を叩き出したのが
栄えある
カタナおやじ号
でした。 バンザーイ! なんと、フレーム修正しなくていいそうです(バンザーイ)。
喜び
で
おやじ
の頭の中が真っ白な中、測定は続きますが、 はしゃいでしまい記憶が余りありません。 確か事故後に
フレーム修正をした事になっている
白いカタナ
号
、
ヤフオクで12万でゲットした
スレッガー号
、 ファイナルだけど
立ちゴケ多数
すみおt
号
、 ハンドルストッパーを飛ばす
大ゴケをした
ノギ
号
と、 続いた様です。
★ 第三章 ★
予定の6台の測定が全て終了後に店長の鈴木直人さんから結果発表が厳かに有りました。 栄えあるトップ賞はダントツでカタナおやじ号でした(バンザーイ)。 続いてフレーム修正をした白いカタナ号(当然ですね)で、後はどんぐりの背比べ状態でした。 最下位は予想を裏切って
(ゴメン)
スレッガー号でした。前回のパワーチェック大会では好成績を 残しましたが、 今回測定した中では一番小さい数字でした。
残念。
先方のご好意で、プリントアウトした物をデジカメに写させて頂きましたが、 前後のホイールのずれや、キャスター角、トレール量、 ホイールベースのデータやフレームのねじれなど、 かなり多数のデータが表示されています。
これをもとにフレーム修正をするわけですが、ここにはフレーム臭性器が見当たりません。 直し方は企業秘密との事ですが、店長はやけに腕力がありそうでしたし、 何に使うか不明のブ太いロープ、 店の前の傾いたコンクリの電柱はタイヤをぶつけてる跡が多数有った事をここにご報告します。 (怪しい........) それぞれのデータは別添資料を参照して下さい。
訂正
: 「修正しなくていい」と「修正しない方がいい」を聞き間違えていたようです。
カタナおやじ1号機は要フレーム交換!
今回は数値の
低い方が良い
そうです。
★ エピローグ ★
後味があまりよくない企画でした。 ただ自分の愛刀の状態を知っておくのには良かったのかなと思ってます。 例えて言えば「健康と思っていて受けた精密検査で癌が発見された」と言ったとこでしょうか。 私の場合末期癌でしたが.............................。
フレーム修正したはずの白いカタナ乗りさんは、その後消息が不明です。 噂では直したバイク屋に文句を言いに行くと言って、家を出てから誰も見た人がいません。
すみおtさんは夜中にカタナのフロントタイヤを電柱にぶつけていたそうです。 よく自転車でやりましたアレです.............。
2回目の車体測定に参加ご予定の
あやぶささん
、
tosiboさん
、
ヒロタツさん
、
零さん
、
Mr.GOさん
、
グースさん
心の準備は如何でしょうか。
是非私の記録を抜いて下さい。
★ 測定結果 ★
name
comments
point
スレッガーさん
今日の中では一番軽症
6-7万円
ノギさん
ステムのネジレなし、フレーム修正は必要
8-9万円
すみおtさん
首が曲がってる
10万円
疾風丸さん
補強入りスイングとかってヤバイんですよね
10万円
白いカタナ乗りさん
本当に直したんですか?まぁ、まだ直せるレベルです
11-12万円
カタナおやじ
1.1度は直したとしても、ゼロまで持っていけるかどうか...
16-17万円
今回の「得点」は「修理見積金額」です。
★ 作者後記 ★
横須賀PAに捨てられていた子猫を2日後に同じ場所で拾いました。 外傷と内臓に障害が有り拾った日はもう死んでしまうのではと思うほどでしたが、 今ではもち直し少し元気になり、 家の中を歩き回っています。 弱ってなければ捨てられなかったでしょうが、 弱っていたからこそ拾ったともいえます。
私のカタナ1号機もある意味同じ境遇だったようです。 前のオーナーに愛されなかった分私が愛情を注ぐのだと感じています。 ですから愛情たっぷりだった2号機よりも、 例えフレームが曲がっていても1号機が好きです。 近いうちに1号機はウィニングランに入院します。
Special thanks to
GMDコンピュートラック横浜