「ダイノマシーンでのパワーチェック(気になりますよね)」オフ会

〜 2001年07月22日 〜


★ みんな早起き?! ★

予定では10:00に海老名SA集合、 そこでちょっとお茶でもして10:45頃に出発するつもりだった。 連休なので、道路状況が読めまない。 遅刻するわけにもいかないので幹事のすみおtは07:50にいそいそと家を出発。 道はガラガラで08:30には海老名SAに到着してしまった。 (>.<) 「まぁ、遅刻よりはいいか」と自分に言い聞かせ、トイレに向かったすみおt。

用を済ませ、飲み物を買ってバイクのところに戻るとカタナおやじさんが tosiboさんとsleggarさんを誘導している。 時計を見るとまだ08:40。 それなのにもう4人も集まっている。 この人たちは「10:00集合」の意味が分かっているのだろうか? とりあえずバイクに居場所を書いた紙を貼り付け、 SA内のファミリー・レストランで朝食をとる。 なるほど、朝食をとる時間を考えて早めに出てきたのかな? いや、それにしても早すぎる。 やっぱりこの人たちは何を考えているのか分からない。

食事中にずいちさんとカモネギさんが登場。 まだ10:00まで時間がありすぎるのに、 もう6人もいる。 しかもムサクルシイ男ばっかり。 それからちょっとするとさん登場。 いつ見てもイイオトコですなぁ。 そこに現れたMr.Go!さんは車だったようで、 一度帰宅してバイクで直接 Absolute さんに向かうとのこと。
 
 
ようやく10:45になり、出発する。 ムサクルシイ男どもがコーヒーを飲んでいる間に外には特設のイベント会場ができていた。 神奈川県警の R32 スカイラインのパトカーや Gold Wing の白バイが展示されている隣で 「ミス横浜」が風船を配っている。 スラリと背の高い彼女はけっこうタイプだったりする。 って、本日のイベントとは全然関係ないじゃん(笑)。
 
 

 カタナ7台が海老名SAを出発する。 (Mr.Go!さんは車なので、今は別行動) 神奈川県民のさんが先頭を走る。 強烈な夏の日差しがライダーを襲う。 暑い。 とにかく暑い。 気温も高く、 走っていても油温が全然下がらない。 厚木ICで降りて一般道を10分ほど走り、 無事に Absolute さんの駐車場に到着ぅ〜。 みんな、ヘルメットを脱ぐと中から汗がドボドボとこぼれ出ていた(誇張)。


店内では勝手に「オレのマシン!宣言」が始まる
748は俺の〜〜〜!!byずいち


作業場のシャッターが開くと、 呼ばれてもいないのにみんな勝手に入っていく。 うーん、旋盤、欲しいよなぁ。 おっ、この部品は何だ? 奥に進むとそこには小部屋があり、 床にシャシダイが設置されている。 初めて見るシャシダイに興味津々のメンバー。 シャシダイには見向きもせず、 工具と一緒に置いてあるエアガンに興味を示すメンバー。 よく見ると、仕事道具と一緒に色々なオモチャが... あ!片持ちのスイングアームが転がってる... 欲しいものが色々あるぞ。 むふふふ。
 
 

冷房の効いたショールームに移り、 測定のためのデータシートを記入する。 同時に、各自の予想馬力を書いておく。 測定の順番も決め、いよいよスタート! 


★ 測定開始! ★

 トップバッターはカタナおやじさん。 上の写真は測定前に撮影したもの。 引きつった笑顔とVサインの裏には不安がいっぱい。 結果次第では泥沼が待っている。 ウィニング・ラン・コンプリートの壱号機は名前負けしてないか? みんなの期待ほどパワーが出なかったら何って言い訳しようか? 測定までに何か最後にいじれるところはないか?

小部屋のシャッターが閉まる。 中にはメカニックの方とカタナおやじさんのみ。 作業場のシャッターも閉まる。 2枚のシャッターの間、 分娩室の前で待つ父親の心境で他の6名が待つ。 エンジンがかかる。 いよいよ測定開始である。 1-2-3-4-5 速とシフトアップしてまた停止。 ここでは「どのギヤで測定するか」を決めている。 カタナの場合は4速で測定することが殆ど。 今日もそのパターンで、 4速までシフトアップしてからエンスト直前まで回転を落とし、 そこから一気にレッド・ゾーンまで回転を上げて測定する。

再び走り出す。 4速でエンスト直前から一気に回転を上げる。 外で待つ者は排気音を肺・胃・腸・膀胱などの体内空間で感じることができる。 小部屋の中で全開のカタナが吼える。 一気にクライマックスを迎えるとシャシダイのブレーキが効き、 停止する。 かなり早漏気味のセ○クスのようで、あっけない。 でも3回くりかえす(笑)。

シャッターが開き、 3発後のカタナおやじさんが出てきた。 ニコニコしている。 そこそこの結果だったらしい。
 
 
さてさて、 お次はずいちさん。 ヨシムラDSCサイクロン管の真価が問われる時が来た。 ここで気づいたのだが、 今日は色々なマフラーの音を聞き比べることが出来る。 しかも走行風などに影響されずに「生の音」が聞ける。 お。 ヨシムラ管の方が太い音がするねぇ。 へぇ。 4-1 集合方式ってこういう音なんだぁ。 思わぬところに収穫があったようだ。

出てきたずいちさんは ニコニコ顔。 どうやら期待通りかそれ以上の結果だったようだ。


 
次々とみんなが測定をする。

カモネギさんの番が来た。ダイノマシンにセットしてイザ測定!
4速にアップして徐序に回転数が上がる。
ココまではほかのと同じだった。・・・・が、この後皆は
カモネギさんの不安げな顔を見ることとなる。

なんと、カモネギさんのマシンのアースが取れないらしい。
何度も咆哮を繰り返すもののデータが取れない。
右の写真がその最中の不安げなカモネギさんの後ろ姿である。
「どうしちゃったの?オレのカタナ〜」とはカモネギさんの
心の声??

一同笑いに包まれる。

測定はまだまだ続く。 その間にMr.Go!さんも本日唯一のIII型カタナで到着。 予想よりも順調にコトは進み、 当初は「ギャラリー希望」だった人も誘惑に負け(笑)、 さんの 750改 (GSF1200エンジン) のデータも取得。 どうやら「750cc」とデータシートに記入していたらしく、 初回の測定はセンサーの感度をオーバーしてしまった。 設定を変更し、再測定。 やっぱりトルクがすごい。 4-1 集合方式のノーマルマフラーでこれだから... と色々と想像してしまう。 13:00頃には8台全てが測定終了。 


★ 午後の部 ★

とりあえず昼食。 全員で近所のファミリー・レストランに移動。 ケーキバイキング目当てで選んだのにもうやっていないようだった。 その上、冷房が不調で店内はムンムン。 ドリンクバーの機械のドレンが詰まっているのか、 コップを置くところはジュースで溢れてるし。 でも、そんなことを気にするメンバーではない。 甘ぁ〜いデザート付のセットメニューを注文し、 いっただっきまぁ〜す♪

遅れてくることになっていたヒロタツさんから連絡。 ちょっとトラブってしまったとのことでカタナおやじさんとかどたさんがお迎えに。 その間にねこきちさんとゆうたさんが登場。 発進して行った2人のデザートもどこかへ消えたことだし(笑)、 Absolute にはばるたんさんが到着しているとのことで全員で戻ることに。

午後の日差しの中、ばるたんさんの青色極悪号が待っていた。 美しく仕上げたそのカタナから「午後の部」開始。 初めて聞くナイトロの集合管の音色! すげーっ。 それにしても、あのリヤ・ウィンカーもパワー・アップに貢献してるのだろうか? 美しい。 カタナ以外の車両も測定し、 本日のパワーチェックは全て完了!

あとはグラフを見ながら歓談する者、 雑誌をパラパラと見る者、 展示車両の部品の寸法をチェックする者、 キャブ・セッティングのアドバイスを受ける者... 皆さん、勝手気ままに楽しんでいる様子。

連休の最終日なので、 上り線の渋滞が気になるところ。 そろそろ出発しますか、となったのが16:30頃かな? そんなこんなで第1回目の「パワーチェック・オフ会」はオシマイ。 


★ 測定結果 ★

name power [ps] torque [kg-m] point
零さん 113.7 10.7
カモネギさん 107.4 9.8
ばるたんさん 105.7 9.7
カタナおやじさん 96.5 9.5
すみおt 96.3 9.7 7.07
tosibo さん 94.6 ?
ずいちさん 91.0 9.0
かどたさん 85.1 8.8
Mr.Go! さん 79.9 5.2
sleggar さん 70.7 5.2
ゆうたさん (GSXR1100) 123.2 10.5
たけぞーさん(ヒロタツさんの弟さん) (TL1000S) 113.9 10.0

表中の「point」は次の式によって導き出されたもの:
 

得点=(後輪出力[ps]+年齢[年])÷給排気系とエンジンにかけた改造代[万円]

もう少し意味のある数値になるかと思ったが、 バラツキが大きすぎてダメダメですね。 また、車両そのものの購入価格が考慮されていないのもどうかな。 でも、面倒なのでこれ以上は考えないことにした。 


★ 以上! ★

Special thanks to アブソリュート株式会社

レポートはすみおtさん(一部ずいち)でした!サンクス!